介護福祉士試験 過去問 【第18回 形態別介護技術】
介護福祉士試験 過去問 【第18回 形態別介護技術】
問題101 次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 聴覚障害のある人の補聴器は、専門家による調整が必要である。
B 聴覚障害は、外耳から大脳に至るまで間での間の異常によって起こる。
C 言語障害は、大脳の右半球の病変によって起こることが多い。
D 左半側空間無視は、大脳の左半球の病変が大きく関与している。
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.AD
4.BC
5.BD
問題102 片麻痺のT字杖歩行に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A T字杖により支持基底面が広がり、歩行時の安定が増す。
B 杖歩行時は、麻痺側前方に位置して見守るのがよい。
C 二動作歩行では、杖と麻痺側の足を同時に出し次に健側の足を出す。
D 階段を昇るときは、杖を一段上に上げ、麻痺側の足を上げ、次に健側の足を上げる。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○××
3 ○×○×
4 ××○○
5 ×××○
問題103 心臓機能障害のある人とその介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 心臓ペースメーカーを装着した人は、定期的な健診と指示された服薬を順守する。
B 食事は、できるだけ高カロリーとし、食事回数は一日2回とする。
C 介護従事者は、利用者が、生命の危機と将来に対する不安を持っていることを留意する。
D 介護従事者は医師による運動処方に基づいて、社会生活を営むことができるよう援助する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○×○
2 ○×○○
3 ○××○
4 ×○○×
5 ××○×
問題104 内部障害のある人とその介護に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 心臓に人工弁置換手術を受けている人は、打撲や擦過傷に特に注意する。
B 血液透析を受けている人は、たんぱく質を通常より多くとる。
C 消化器ストマを造設している人は、食事時間とは関係なく入浴できる。
D 肺気腫(はいきしゅ)のある人は、口すぼめ呼吸と腹式呼吸を習得する。
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.AD
4.BC
5.CD
問題105 精神障害のある人の介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 窓の数を何回も数え始めたので、制止した。
B 「人が窓際に立っている」との訴えがあったが、いつものことなので聞き流した。
C 何事にも無関心で閉じこもり傾向にあったので、積極的に話しかけた。
D 自殺への願望を話され、「誰にも言わないで」と言われたが、主治医に相談するよう誠意をつくして話し、同意してもらった。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○×××
3 ×○×○
4 ××○×
5 ×××○
問題106 知的障害のある児童とその介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 知的障害とは、発達期に生じた知的機能並びに適応行動に傷害のある状態をいう。
B ダウン症は、21番染色体の異常による。
C 視覚障害を合併している場合は、後方から誘導することが原則である。
D 一度に多くのことを話さずに、一つのことを具体的にわかりやすく話す。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○×○
2 ○×○×
3 ×○×○
4 ××○×
5 ×××○
問題107 訪問介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 利用者の日常生活全般の状況及び希望を踏まえて作成された訪問介護計画に沿って、個々のサービスを提供する。
B 利用者ができることであっても参加させず、訪問介護員は決められた時間内で介護することを優先する。
C 一人暮らしの高齢者への緊急時の対応として、日頃から即応できる連絡体制を把握しておく。
D 在宅では生活の環境が変化しやすいので、訪問回介護計画は状況に応じて見直す。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○○
4 ×○×○
5 ××○×
問題108 高齢者の機能低下の予防に関する次の記述のうち,適切もの組み合わせを一つ選びなさい。
A 脳卒中の後遺症がある場合、活動が不活発になりやすいので。筋力が低下しないように急性期リハビリテーションを行う。
B 保健師などが必要に応じ訪問し、介護予防の相談助言を行ったり、外出を促したりする。
C 要介護高齢者の日常生活の自立を図るためには、訪問介護員は利用者の意思を尊重し、何でも要求通りの生活援助を行う。
D 高齢者が社会的役割や家族とのつながりを保持できるように、家族・近隣・地域との交流を図ることが重要である。
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.BC
4.BD
5.CD
問題109 加齢による身体的変化と、それが要因となって生じやすい傷病に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。
(身体敵変化) (傷病)
A 閉経 →骨粗鬆症
B 平衡感覚低下 →統合失調症
C 知覚神経の機能低下 →低温やけど
D 視力低下 →糖尿病
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.BC
4.BD
5.CD
問題110 視覚障害のある人に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 視野とは、眼球を精一杯動かして見ることのできる範囲をいう。
B 夜盲(症)では、照度を明るくした方がよく見える。
C 両眼の視力の和が0.01以下では、身辺の日常生活活動が極度に制限される。
D 救心性視野狭窄症のある人は、下方からの視野情報を入手できにくく、転倒・転落などの危険を伴いやすい。
(組み合わせ)
A B C D
1○○○×
2○○××
3×○○×
4××○○
5×××○
問題111 次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 失見当識とは、忘れて覚えていないにもかかわらずとり繕いながら話すことをいう。
B 感情鈍麻とは、老人性認知症の初期症状である。
C 脳血液性痴呆は、生活習慣病との関係が深い。
D 脳血管性痴呆では、感情失禁が起こりやすい。
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.AD
4.BC
5.CD
【事例問題1】
次の事例を読んで、問題112から問題114までについて答えなさい
(事例)
Yさん(70歳)は、夫(75歳)と45歳の娘との3人暮らしであった。主なる介護者であった娘が事故で死亡し、3ヶ月前に、介護老人福祉施設に入所した。
Yさんは40年前から関節リウマチで、現在、痛みはないが、複数の関節に変形と可動域制限がある。両側の手指の関節は他動的に伸縮する。手は口に届くが頭には届かない。
食事は自助具を用いて可能である。座位や立位の保持は可能であるが、起きあがりや立ち上がりには介助が必要である。歩行は不安定で、移動には車いすを利用している。臥床時以外は頸椎(けいつい)カラーを常に装着している。
入所当所は夫がよく来所したが、今ではほとんど来所しなくなった。最近、夜間不眠を訴えるようになった。食事量が減り、会話も少なくなり、好きだったレクリエーション活動への参加を拒否するようになってきた。
問題112 次の日常生活動作の中で、Yさんが自分でできると考えられるものはどれか。適切なものを一つ選びなさい。
1. 床に落ちたものを拾う。
2. ストローで水を飲む。
3. 上着のボタンをかける。
4. 上着の腰の後ろひもを結ぶ。
5. 頸椎カラーを装着する。
問題113 Yさんのベッドから車いすへの移乗介助に関する次の記述のうち、行って良いものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 頸部と体幹を十分に前屈させて、床に立ち上がらせる。
B ベッドを通常より少し高くして、床に立ち上がらせる。
C ベッド柵を強く握らせて、床に立ち上がらせる。
D 介助用リフトを用いて移乗させる。
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.AD
4.BC
5.BD
問題114 Yさんについてのカンファレンスにおける介護職員の次のような意見について、適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 会話の少なさ、レクリエーション活動への参加の拒否などがみられうつ傾向も考えられるので、主治医と相談する。
B コミュニケーションの回復や活動性を高めるため、夫に来所回数が増やせないか相談する。
C 食事量の減少は、胃や腸の病気による疑いがあるので、レントゲン技師にいらして検査をしてもらう。
D 夜間の不眠を助長しないよう、深夜に呼ばれても、訪室しないように統一する。
(組み合わせ)
A B C D
1○○××
2○××○
3×○○×
4×○×○
5××○○
事例問題2
次の事例を読んで、問題115から問題117までについて答えなさい。
(事例)
Kさん(85歳・女性)は、一人暮らししていたが、2年前に脳梗塞で入院した。その後、介護老人保健施設を経て、1年前に介護老人福祉施設に入所した。軽い右肩麻痺がある。食事は、時間がかかるが自分で食べることができる。排泄は自立している。入浴は介助が必要である。
入所後、徐々に物忘れをするようになった。これまで無図目同様に接していた担当のS職員が、居室を掃除して部屋を出ると、「財布がなくなっている、Sさんが盗んだ」と言うようになった。
また、夜間に徘徊が有り、日中、居眠りをよくするようになった。特に入浴後には、必ず居眠りをしている。
医療関係者等とのカンファレンスでは、昼間なるべく起こしておくことが当面の介護の具体的方針となった。
問題115 「財布がなくなっている、Sさんが盗んだ」というKさんの訴えに対するS職員の対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 「財布がない」という訴えを受け入れて、Kさんと一緒に財布を捜すことにした。
B Kさんが盗まれたと興奮し始めたときは、全く違う話題ににするなどして、関心をそらすことにした。
C Kさんが自分の物をしまい込む場所を、日頃から観察しておくことにした。
D 財布を盗んだと言われるので、S職員の判断でKさんの担当を代わってもらった。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ×○×○
4 ××○×
5 ×××○
問題116 Kさんの夜間徘徊への介護職員の対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A Kさんの就寝時の環境についてアセスメントした。
B Kさんの徘徊を発見したので、すぐにベッドに連れ帰った。
C 職員の言葉遣いや態度がKさんのストレスにならないように穏やかに対応した。
D 他の利用者さんとの人間関係が生じないように、他の利用者の居室への訪問を禁止した。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○×
4 ×○×○
5 ××○○
問題117 Kさんの日中の居眠りへの介護職員の対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 夜間の徘徊で疲れているので、昼食時になっても、目を覚ますまでカーテンを閉めておいた。
B 話しかけるなどの刺激を与えて、できるだけ起こしておくようにした。
C できるだけ太陽の光が射す明るい場所で、人との交流を図るようにした。
D 施設サービス計画に、散歩などの活動性を高める内容を加えた。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○××○
4 ×○○○
5 ××○×
事例問題3
次の問題を読んで、問題118から問題120までについて答えなさい。
(事例)
Aさん(89歳・男性)は、15年前より肺気腫と診断され、通院加療している。
夫婦二人暮らしであったが、妻が5年前に脳卒中で入院し、退院後介護老人福祉施設へ入所した。この頃、Aさん自身が息苦しさを訴えて入院した。在宅酸素療法が導入され、退院後も続けられた。その後、日常生活が困難となった貯め、妻の利用している施設へ2年前に入所した。
現在も、在宅酸素療法は続いている。起立、起きあがりはなんとか可能だが、筋力低下のため歩行時に介助が必要である。また、しばしば息切れや呼吸困難を訴える。
食欲は徐々に低下してきている。排泄はポータブルトイレを使用して自立しているが、更衣や整容などは疲れるからといって拒否することが多い。入浴は個別浴で、介助が必要である。日中はベッド上か妻の部屋にいることが多く、行事にも参加しない。
問題118 在宅酸素療法中のAさんへの介護職員の対応に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A Aさんが禁煙していれば、禁煙中の人と同席させてもよい。
B 息苦しさを訴えたので、酸素流入を増やした。
C 外出時には看護師に相談し、酸素ボンベなどを準備する。
D 緊急時の対応についてあらかじめ把握しておく。
(組み合わせ)
1AB
2AD
3BC
4BD
5CD
問題119 Aさんの日常生活に対する介護職員の対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 日常生活動作の目安は、動作時に息切れや呼吸苦を自覚しない程度とする。
B 食事は、高カロリーで消化しやすいものを少量とする。
C 入浴や洗髪時は、気道に水が入ると危険なので、鼻カニューレを外す。
D 室内の換気は、寒冷刺激などを一気に受けないよう、穏やかに換気する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○○
4 ×○×○
5 ××○×
問題120 Aさんの施設サービス計画に関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 食欲回復のため、Aさんの好物を聞くなどして、栄養のアセスメントを行う。
B ポータブルトイレで自立しているので、排泄に関する援助は不要である。
C 他の利用者とのコミュニケーションを図るため、個別浴から一般浴に変更する。
D 生活リズムを確保するため、Aさんのできる範囲で朝の整容やレクリエーションへの参加を勧める。
(組み合わせ)
1.AB
2.AC
3.AD
4.BC
5.CD