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介護福祉士試験 過去問 【第19回 形態別介護技術】

介護福祉士試験 過去問 【第19回 形態別介護技術】


問題 加齢による身体的変化に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 膀胱(ぼうこう)容量の増加により、尿意の間隔は長くなりやすい。

B 喉(のど)の乾きを感じにくくなるため、脱水を起こしやすい。

C 腸の蠕動(ぜんどう)運動の低下により、便秘になりやすい。

D 嚥下(えんげ)反射の低下により、誤嚥性肺炎を起こしやすい。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○○××
3○×○×
4×○○○
5×××○


問題  一人暮らしの高齢者への訪問介護員の対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 利用者の身体上の変化を把握するために、洗濯物の量や汚れ具合などを見ることは大切である。

B 初回訪問時、一人暮らしになった経緯や経済状態を詳しく聞く。

C 一人暮らしが継続できるかどうか情報収集し、事業所をとおして介護支援専門員に報告する。

D 急病や事故への対応として、近隣や親族などの協力体制を整えるために介護支援専門員と相談しておく。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○××
2○×○○
3○××○
4×○○○
5×○○×


問題  寝たきりの人の介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。


A 活動の能力が低下しているので、安静を保ち体力の回復を待つ。

B 体位を変える場合には、皮膚に摩擦を起こさないように配慮する。

C 拘縮がある場合には、動かすと嫌がるので、動かさないようにする。

D 肘や踵(かかと)などにも褥瘡(じょくそう)ができるので、注意して観察する。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○×○×
3○××○
4×○×○
5×××○


問題  認知症の人の理解や介護職員の対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A  重度であっても、本人の願いを理解していくことを基本とする。

B 潜在能力を最大限にいかすことを基本とする。

C 事柄によっては、適切に判断できる場合がある。

D 不潔行為を避けるために、つなぎのパジャマを着せる。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○○××
3○××○
4×○○×
5××○○


問題  視覚障害に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 老視     ― 屈折異常     ― 拡大鏡の使用

B 緑内障    ― 眼圧低下     ― 点眼薬のさし忘れ防止

C 黄斑変性  ― 半側空間無視   ― 読む文字の拡大

D 白内障   ― 目のかすみ    ― 眼内レンズの挿入


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○○×○
3○××○
4×○○×
5××○○


問題  聴覚障害者、言語機能障害者の理解や対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 

A 伝音性難聴では、補聴器の使用は有効である場合が多い。

B 高齢者の難聴では、感音性の難聴が多い。

C 感覚性失語では、聞いた話を理解することができる。

D 話し言葉だけで会話が困難な構音障害では、50音表を用いるなどする。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○×○
2○×○×
3○××○
4×○○×
5××○○


問題  脳梗塞で左片麻痺、高次脳機能障害をきたした人の日常生活で起こりうることに関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせ一つ選びなさい。


A 食事のときに、右隣にいる人の分に手を出す。

B 衣服の上下・左右を間違える。

C 右側にある障害物に気がつかず、よく衝突する。

D ひげそりで、右側のひげをそり残す。


(組み合わせ)
1AB
2AD
3BC
4BD
5CD


問題  関節リウマチの人の介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 

A 症状は、天候や季節などの影響を受けない。

B 病気になる前の生活習慣や日常生活を維持できるよう工夫する。

C 日常生活での不便さは、関節の変形など外見だけでは判断しない。

D 社会資源は、本人と家族の意向を尊重しながら適切に活用できるよう支援する。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○○××
3○××○
4×○○○
5××○○


問題  内部障害のある人への介護従事者の介護に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせ一つ選びなさい。


A 酸素療法をしている人が息苦しさを訴えた場合、本人の求めに応じて酸素量を調整する。

B 心臓機能障害のある人では、利用剤の服用によって便秘になることがあるが、本人からの訴えがなければ様子を見ていてよい。

C 血液透析をしている人では、透析導入後しばらくは、頭痛、悪心、嘔吐(おうと)、筋痙攣(きんけいれん)などの症状が見られることがあるので留意する。

D 血液透析をしている人の食事管理は、医師の指示に従って、たんぱく質、塩分、水分、カロリーの接収について留意する。


(組み合わせ)
1AC
2AD
3BC
4BD
5CD


問題  直腸ストマのある人への介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A パウチ内に下利便があったが、本人が大丈夫ですと言ったので、医療職に報告せず、そのまま様子を見た。

B エビやねぎは周期が、ゴボウやさつまいもはガスが発生しやすいことを説明した。

C 浴槽に入る前に、ストマ部分を石鹸で強くこすって、よく洗うよう促した。

D パウチ装着部位に皮膚のただれを発見したので、保護剤を多めに塗布して様子を見た。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○××
2○××○
3×○○×
4×○××
5××○○


問題111 うつ病の人の介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 症状が少しよくなったときなどに自殺を起こしやすいので、注意する。

B 何もしようとしないひとには、「頑張って」と激励する。

C 服薬をやめてしまっている場合は、医療職に報告する。

D 睡眠障害や食欲不振を伴うことが多いので、よく観察する。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○○××
3○×○○
4××○○
5×××○


【形態別介護技術・事例問題1】
次の事例を読んで、問題に答えなさい。

(事例)
Eさん(78歳、男性、要介護2)は、脳梗塞(のうこうそく)の既往があり、左片麻痺がある。心筋梗塞の治療のために入院していたが退院し、在宅生活復帰を目的に介護老人保健施設に入所した。医師からは心不全を指摘されており、利尿剤、血液凝固阻止剤等を服用している。安静時に症状は見られないが、入浴、排泄などの動作時には、動悸や軽い胸痛、息苦しさ等の症状があるため、一部介助、見守りが必要である。車いすでの」移動は許可されている。入所後のEさんは、安静にしていたいという気持から、一日中ほとんどベッドで過ごしており、身の回りのことについては、介護職員に任せてしまうことが多くなってきた。食事や水分の摂取量も少ない。一年前にがんでなくなった子どものことをはなすときには涙ぐむこともあるが、次第に気持もおちついて着ているように見える。


問題  Eさんの日常生活の介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 

A 安静にしていたいというEさんの気持を理解し、車いすでの移動を避け、終日ベッド上ですごせるように工夫した。

B 入浴時、本人の求めに応じて、浴槽にはいっている時間を長くした。

C 食事や水分の接収量が少ないことについて、Eさんに理由を聞いた。

D 動悸や胸痛などの症状が出現するのはどのようなときなのか、動作と症状との関係を観察した。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○×○×
3○××○
4×○×○
5××○○


問題  Eさんの介助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
 

A 亡くなった子どものことについて話し始めたら、すぐに話題を変える。

B 夜間に息苦しくて眠れずにいる場合は、頭を低くし、両足を上げる姿勢をとる。

C 座位でできるゲームや手作業などへの参加を促す。

D 日ごろから、風邪をひかないよう注意をする。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○××
2○×○×
3○××○
4×○×○
5××○○


問題  Eさんの服薬に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 在宅生活に向けての服薬の自己管理がしやすいように、朝・昼・夕に区分した箱を作り、使用してもらった。

B 朝食をほとんど食べなかったので、食後の薬を服薬しないよう助言した。

C 利尿剤を内服しているので、排尿の回数や時間などを本人に確認し、看護師に伝えた。

D 血液凝固阻止剤を内服しているため、日ごろから出血の有無について注意深く観察した。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○××
2○×○○
3○××○
4×○××
5××○○


【形態別介護技術・事例問題2】
次の事例を読んで、問題に答えなさい。

(事例)
Mさん(62歳、男性)は大学の教員をしていたが、約7年前に交通事故で脊髄(せきずい)損傷(身体障害者手帳1級)になった。半年間の入院後、大学を辞めた。その後は、妻と二人で自宅で学習塾を開いて生計を立てていた。
Mさんは、臍部(さいぶ)以下の完全対麻痺、感覚障害及び膀胱直腸障害がある。寝返り、起きあがり、車いす操作は自分で可能であり、5cm程度の段差ならば、車いすで超えることができる。更衣、食事、整容など身の回りのことはすべて自立している。排尿は自己導尿で行い。排便は時間を決めてトイレで行っている。入浴はシャワー浴のみを行っている。しかし、すべての家事を担っていた主介護者である妻が脳卒中で入院したため、現在、一時的に身体障害者療護施設に入所している。妻の入院が長期かする見込みなので、一人で在宅生活する準備をしている。Mさんは、退所したら。また塾を再開したいと願っている。


問題  Mさんの身体状態で日ごろから介護従事者が注意すべきことに関する次の記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。


1 下肢にむくみが生じやすい。

2 下肢の筋痙攣(けいれん)が起こりやすい。

3 仙骨部に褥瘡ができやすい。

4 股(こ)関節に拘縮が生じやすい。

5 急激な血圧上昇が生じやすい。


問題  Mさんの日常生活動作(ADL)に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 車いすへの移乗には、トランスファーボードの利用が必要である。

B 自分で車いすのキャスター上げができる。

C 短下肢装具を付けても、歩行は難しい。

D 導尿時には、感染防止に留意する必要がある。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○××
2○×○○
3×○○○
4×○○×
5×××○


問題  Mさんの今後の在宅生活に向けてのケア会議において提案される内容に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 訪問介護員の派遣のため、介護保険制度を利用する。

B 調理は自分でも行うことができるように働きかけていく。

C 一人でもシャワー浴ができるかどうか、浴室の構造を理解する。

D 塾は心の糧でもあり、Mさん一人でも続けることができるように支援する。


(組み合わせ)
 A B C D
1○×○○
2○××○
3×○○○
4×○××
5××○×


【形態別介護技術・事例問題3】
次の事例を読んで、問題に答えなさい。

(事例)
Fさん(78歳、女性、要介護4)は料理上手な専業主婦であったが、4年前にアルツハイマー型の認知症と診断された。その後も、夫の介護を受けて在宅生活を送っていた。一年程前から徘徊(はいかい)が激しくなり、介護への抵抗や失禁も見られるようになった。在宅生活の継続が難しくなり、3か月前に、ユニットケアを行っている介護老人福祉施設に入所した。

昼夜逆転気味の生活で、夜間はユニット内を歩き回って降り、他の利用者の部屋に入ったりするなど落ち着かず、なかなか寝ようとしない。昼間は自分の部屋でボーっとしていることが多い。以前は入浴が好きであったが、施設では入浴や着替えを嫌がり、介護職員に対して暴言を吐いたり叩(たた)いたりして、激しく抵抗する。失禁して汚れた下着をタンスにいれてしまう。まれに機嫌良く入浴したり、トイレで排泄したりすることもある。


問題  Fさんに対するアセスメントに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 

 
A 夫に可能な限り面会に来てもらうことは、昼間の生活を活性化するために有効である。

B 失禁して汚れた下着をタンスの奥に入れてしまうのは、羞恥心や自責の念によるものである。

C トイレで排泄できることもあるので、排泄パターンを把握する。

D まれに機嫌良く入浴することなどは、まだら認知症(痴呆)の症状であると考える。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○○××
3○×○×
4××○○
5×××○


問題  Fさんの介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A Fさんの思いで話を聞いたり、料理クラブなど趣味活動への参加をすすめた。

B 介護職員に対しての暴言や抵抗は、その都度厳しく注意した。

C 夜間、他の利用者の部屋に入ったので、介護職員の部屋で一緒にお茶を飲むなどして落ち着かせた。

D Fさんの訴えを根気よく聞くことにより、心身の状況を把握するとともに情緒の安定を図った。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○×○○
3○××○
4×○○×
5×○×○


問題  Fさんのユニットでの介護に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 


A 暴力行為が続く場合は、ケア会議を開いて対応を検討する。

B 行動制限を強化すると、徘徊など不安定さが激しくなることも予測されるので、可能な限り自由な行動を認める。

C 一緒に買い物や調理をするなどして、同じユニットに暮らす高齢者との交流が進むようにかかわっていく。

D 徘徊が激しく他の利用者の迷惑になるので、直ちに他のユニットに居室替えをする。


(組み合わせ)
 A B C D
1○○○×
2○×○×
3○××○
4×○○×
5×○×○

         

介護福祉士試験 解答 【過去問】


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